アレルゲン免疫療法の種類
アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。主には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、近年では舌下に投与する「舌下免疫療法」も行われています。
それぞれのアレルゲン免疫療法の違い
皮下免疫療法は、医療機関で投与が行われます。注射であるため痛みを伴い、さらに治療の始めは頻回に通院が必要となります。
一方、舌下免疫療法は舌下に治療薬を投与するため、皮下免疫療法のような痛みがなく、自宅で服用できます。しかし、服用量や服用方法、副作用に対する対応など、患者さんが皮下免疫療法と比べてより治療に対して理解を深める必要のある治療法です。